腰痛の裏の顔|それは癌の合図かもしれない

男の人

種類により異なる治療法

病院

ピロリ菌除去の効果

悪性リンパ腫にはいろいろなタイプがあります。進行が非常に早い悪性リンパ腫では1週間ごとに症状が進むといわれていますが、一方で進行が遅いタイプでは1年単位でゆっくり症状が進んでいくとされています。症状がゆっくり進む悪性リンパ腫のひとつにMALTリンパ腫というものがあります。これは胃や甲状腺、肺などに多くできる悪性リンパ腫です。このうち胃にできるものに関しては、原因の多くがピロリ菌によるものであることがわかっています。したがってMALTリンパ腫であると診断されたら、病院でピロリ菌の除菌を行ってもらうのがよいでしょう。人によって効果の出方は多少違いますが、ピロリ菌を取り除いただけで胃のMALTリンパ腫が治ることも多いからです。

抗がん剤とステロイド

日本人に比較的多い悪性リンパ腫としては、MALTリンパ腫のほかにろ胞性リンパ腫やびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫などがあります。前者は年単位でゆっくりと進行しますが、後者は月単位で比較的早く進行します。ろ胞性リンパ腫がまだそれほど進行せず体の一部にとどまっている場合は、特に治療をせずに経過観察することもあります。また放射線照射を行う場合もあります。これらの二つの悪性リンパ腫では、R-CHOP療法と呼ばれる化学療法も行われます。R-CHOPとはこの治療に使われる医薬品の頭文字の組み合わせです。この化学療法では抗がん剤とステロイド剤とを併用して悪性リンパ腫を治療します。治療は何コースかに分けて行われ、薬の効きが悪くなったりした場合には造血幹細胞移植などの治療も検討されます。